美容専門学校の昼間課程とは？メリット・デメリットを解説

美容師や理容師を目指すためには、美容師免許の取得が必要です。

美容師免許を取得する美容専門学校では昼間制と通信制の2種類があります。

昼間制とは、平日に通学して学ぶコースです。

本記事では、美容専門学校の昼間制について、メリット・デメリットを解説します。

美容専門学校の昼間課程とは

美容専門学校の昼間制とは、平日に通学して学ぶコースです。

授業は、基本的に午前9時から午後5時までの6時間、週5日間、30時間行われます。

美容専門学校の昼間課程のメリット

美容専門学校の昼間課程には、以下のメリットがあります。

• 美容師免許に必要なカリキュラムをすべて学べる
• 検定や資格なども学校のフォローがあるので、取得しやすい
• 実習の時間が長い＆教員のフォロー、生徒同士の教えあいがある
• 就職に有利

美容師免許に必要なカリキュラムをすべて学べる

昼間制では、美容師免許に必要なカリキュラムを全て学ぶことができます。

通信制に比べて、多くの時間を学校で過ごすので

自分が他人と比べて今どのレベルにいるのかもわかり

実技の確認テストも頻繁に行われますので、足りないと思われる部分は教員が指摘してくれます

これは、あなたが思っているよりも本当に大きく影響する部分であり

居残ってやらなくてはいけないレベルなんだなと判断してもらえます

基本カリキュラムは、国家試験に関する基礎知識から実技まで、幅広く学ぶことができます。

検定や資格なども学校のフォローがあるので、取得しやすい

さらには、昼間制は美容に関係する検定も授業内に執り行われ

自分で用意しなくても、学校の教員が過去問や対策用意し、フォローしてくれます。

独学でも検定は取れますが

直接教えてもらえるというのはとてもメリットがあります

自分ではわざわざ調べなくてはいけないことや間違えるポイント

逆に点数が取れやすいポイントなども遠回りすることもなく教えてもらえますので

時間の有効利用、合格に対する大きな力となります

せっかく目指すのであれば、授業料と授業内の時間で教えていただけるということを最大限に生かして

確実にあなた自身の合格率を上げさせてもらいましょう！！

実習の時間が長い

また、昼間課程では、実習の時間が長いというメリットがあります。

実習では、実際に相モデルの髪や肌に施術を行うため、技術を身につけるのに最適です。

※相モデルとは、生徒同士が技術者とお客様の立場になってお互い施術しあうペアのことです

分からないこと、できないことがあればすぐに先生に聞ける環境も実は昼間制の生徒の特権です

夜間制は基本的に習ったことを自宅で勉強し、繰り返すという実習となります

さらには時間が短いため、技術習得に時間がかかる可能性があります。

就職に有利

昼間制で学んだ人は、就職に有利です。

昼間制では、美容師免許に必要な知識や技術をしっかりと身につけ、美容師としての基礎をしっかりと固めることができます。

そのため、就職先の企業から高く評価される傾向にあります。

美容専門学校の昼間課程のデメリット

美容専門学校の昼間課程には、以下のデメリットがあります。

• 通学時間が長い
• 学費が高い
• 自由時間が少ない

通学時間が長い

昼間制では、平日に通学する必要があります。

そのため、通学時間が長いというデメリットがあります。

学校に通うために、朝早く起きる必要があり、帰宅が遅くなるため、自由時間が少なくなります。

学費が高い

美容専門学校の学費は、昼間課程の方が夜間課程よりも高くなります。

昼間課程の学費は、2年間で約300万円が相場です。

学費も、カリキュラムの内容によって金額が変わるのでパンフレットを取り寄せてよく検討しましょう

自由時間が少ない

昼間課程では、平日に通学する必要があるため、自由時間が少なくなります。

学校に通うために、朝早く起きる必要があり、帰宅が遅くなるため、アルバイトやプライベートの時間を確保するのが難しい場合があります。

美容専門学校の昼間課程は、以下の人におすすめ

• 美容師として早く活躍したい人
• 技術をしっかりと身につけたい人
• 就職に有利になりたい人