美容師になるためには、美容師国家試験に合格する必要があります。
美容師国家試験に合格するためには、昼間に美容専門学校に通うか、通信教育で学ぶかのいずれかの方法があります。

どんな人が通信制が向いてるのか?
昼間制のメリット・デメリットの記事もありますので
そちらも読んで、あなたに合う方を選びましょう!
現役先生ならではの実際に通う生徒の意見も取り入れて
リアルな情報をお伝えします
美容専門学校にもよりますが、昼間制と通信制があります。
どこの学校も両方あるわけではなく
人数が少ない美容学校は、昼間しかないことも多いです(一学年100人以下)
美容専門学校の通信制とは?
美容専門学校の通信制とは、通信教育で美容師の基礎を学ぶコースです。
厚生労働大臣指定の学校では以下の表のとおりの条件があります
昼間 | 通信 | |
通う年数 | 2年 | 3年 |
通う日数 | 1年で180日前後 | 1年で16日前後 |
通信制は、昼間制と比べて、通学時間が不要で、自分のペースで学ぶことができます。
美容専門学校の通信課程のメリット
美容専門学校の通信課程のメリットは、以下のとおりです。
通学時間が不要
昼間制の美容専門学校に通うと、毎日通学する必要があります。
通信課程であれば、通学時間が不要なので、仕事や家事と両立しながら学ぶことができます。
自分のペースで学べる
通学制の美容専門学校では、カリキュラムや授業の進度が決まっています。
通信課程であれば、自分のペースで学ぶことができるので
理解が進まない部分は繰り返し学習することができます。
費用が安い
昼間制の美容専門学校の費用は、通信課程に比べて高くなる傾向があります
通信課程であれば、費用を抑えて美容師を目指すことができます。
美容専門学校の通信課程のデメリット
美容専門学校の通信課程のデメリットは、以下のとおりです。
実技の練習が難しい
美容師になるためには、カットやカラー、パーマなどのいろいろな実技も必要です。
国家試験項目は実技と学科ですが、実技は技術なのでコツコツの努力が必要です
技術はスポーツと同じで休むと力が落ちます。(技術力)
誰かが教えてく入れる、誰かが自分を評価してくれるということは
モチベーションのキープに欠かせないものです。
通信課程では、一人で出来る方以外は、そういったモチベーションキープの環境が本当に大事なのです。
サポート体制が手薄
昼間制の美容専門学校では、担任制で学生をサポートする体制が整っています。
通信課程では、人の手によるサポート体制が手薄であるため、自分で学習を進める必要があります。
働きながら学校へ通う必要がある
学校によって条件が違うと思いますが
大半の通信制を取り入れている美容学校は
正社員で美容室で働かないといけない入学条件があります。

強い信念と目標を持たないと、若い学生にとってはかなり大変な状況になります。
僕は、最初通信制を考えていましたが、入学前のガイダンスでR先生と直接話す機会があり
昼間制に決めました!費用の問題は奨学金制度を利用し解決しました。
働きながら美容学校へ通い、自分の時間を確保するのは
かなり自己管理ができないと難しい傾向にあります。
検定などは、サポートが基本的にない
昼間制は、検定をとることも視野に入れている学校が多いです。
昼間制の生徒は授業時間内に検定をとるための勉強をすることや取得する事も可能です
通信制は学校へ来て学ぶ時間も最低限のため、国家試験の事を教えることが主な授業内容となります
美容専門学校の通信課程は、以下の人におすすめ
- 通学時間が確保できない人
- 自分のペースで学びたい人
- 費用を抑えて美容師を目指したい人
- 自分でモチベーションをキープできる人
- 検定などは、自分で取得すればいいと思っている人
美容専門学校の通信課程の選び方
美容専門学校の通信課程を選ぶ際には、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。
認可校かどうかを確認する
美容師国家試験の受験資格を得るためには、厚生労働大臣が認可した美容専門学校で学ぶ必要があります。
厚生労働大臣が認可していない美容専門学校ってあるの?
という質問が出て来そうですが、実はあります💦
パンフレットの学校概要欄に必ず「厚生労働大臣認定校」などの表記があるはずなので必ず確認しましょう。
カリキュラム内容を確認する
美容師国家試験に合格するために必要な内容が網羅されているか確認しましょう。
パンフレット内にも通信制に関する情報は少ないのが、現状です
それは昼間制の方が多く入学する学校が多いので仕方のないことなのですが。
見学や問い合わせは随時受け付けている学校がほとんどだと思いますので、どんどん質問しましょう!
できれば、直接質問した方が他にもいろいろな情報を教えてくれますよ(^^)/
サポート体制を確認する
テキストや動画などの教材だけでなく、質問や相談ができるサポート体制が整っているか確認しましょう。
これは美容学校によって、本当に違うところですのでよく確認しましょう

最後までお読みいただきありがとうございます
これからも、もっと詳細な情報を美容専門学校の先生として発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。