美容師の仕事は、AIの影響がほぼない職業で有名です
私も生徒によく言っているのが、人に刃物を向けて仕事としているのは外科医か美容師のみ!
と言いまくっています(笑)AIは、まだまだ介入できないよ!
そんな仕事とご縁があるなんて超ラッキーだね!と。
将来AI影響がない職業の上位にいつもあります!
主に美容師は、髪のカットやカラー、パーマなどを行う職業です。
美容系のお仕事となるともっと幅広く
まつげ関係(エクステ・パーマ)
ネイル
メイクアップ
エステ
着付
ブライダル関係
などがあります。
美容師はもちろんのこと、美容関係のお仕事は美容師免許がないと出来ないことの方が多いです。
日本で美容師になるためには、美容師免許が必要です。
そこで今回は、美容師の資格について解説します。
美容師の国家資格とは
美容師の国家資格とは、日本で美容師として働くために必要な資格です。
美容師国家試験に合格することで取得できます。
試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれて、両方合格しないと取得できません。
美容師国家試験は、毎年2回(夏と冬)実施されます。
実技試験は大体7~8月と1~2月です
美容専門学校の全日制の生徒は、ほとんど卒業期の1~2月の冬に受験します。
美容師の資格(筆記科目)
学科試験は
- 美容師法(関係法規という美容師の法律)と運営管理
- 保健
- 衛生管理
- 香粧品化学
- 文化論と美容技術理論
などの知識を問われます
合格ラインは60%以上の得点です。
現在、合計55点の総得点なので、33問以上得ると合格ということになります
ちなみに筆記は毎年実施日が決まっていて、夏は9月の第一日曜日、冬は3月の第一日曜日です。
R先生しか伝えられない情報!
学科は5科目に分かれています
それぞれの項目中、1つでも0点(無得点)をとると、他がいくら点数を取れても不合格となります
合計が33点だから=合格というわけではないのです
美容師の資格(実技科目)
実技試験では、カット、パーマ、ヘアセッティングなどの技術を問われます。
実技科目は2課題あります
1課題目はカット技術で100%出ます
2課題目はワインディング(パーマを巻く技術)またはヘアセッティング(シェープする技術)のどちらかとなります。
どちらになるかは、毎年受験年の11月1日に発表されます(2023年時点)
実技の二課題は両方合格しないといけません
R先生しか伝えられない情報!
実技試験に関しては、審査委員の都合などにより、全国同日に行われません。
特に受験人数が多い冬の開催の場合2~3日に分かれて試験日があります。
広い会場を借りなければいけない関係や、人の目によっての審査なので時期をずらさないといけない事情があります。
夏(7~8月)は通信課程や、不合格になってしまったためリベンジ等で受けなおすといった形が多いです。
そのため、人数も毎年少なめです
では美容師国家資格を受けるために何が必要?
さて、じゃあ、高校卒業以上の学歴もあるし、美容師の免許でも取りにいくかな!ということはできません
車の免許とは違うのです
かならず必要なものとして
高校卒業以上の学歴(と同等も含む)と、美容専門学校での単位取得が必要です
美容学校へ通い、欠席遅刻早退などが多く単位が取れない場合は美容師国家試験を受験する資格がないのです。
まずは、美容専門学校へ、まじめに通い、単位取得さらには技術と学力も取得しましょう!
まとめ
- 美容師の資格は、美容師として働くために必要な基本的な資格です。
- それを受験したい場合は、高校卒業以上の学歴(と同等も含む)と、美容専門学校での単位取得が必要です
- 美容師国家試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれて、両方合格しないと取得できません。
- 美容師の資格を取得することで、美容師としてさらには他の美容系のお仕事で働くことができるようになります。
最後までお読みいただきありがとうございます
これからも、もっと詳細な情報を美容専門学校の先生として発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。